「一般の国民」の視点とバックアップで 「政府の監視」と「対案提示」を行う仕組みを作ろう!

結党大会写真

「政府の監視」と「対案提示」を、国民のバックアップで担う仕組みを構築中

政府や政党の政策形成の過程では、業界団体や労働組合など、様々な利益団体が関わってくることが知られており、国会にも多くの利益団体から、その声を反映するための議員が送られている。
しかし、こうした利益団体のほとんどは一部の既得権者の代表でしかなく、こうした既得権に関わることのない多くの一般の国民の声は、そのプロセスでほとんど聞かれることがないという現状がある。
社会状況が大きく変わってきている中で、こうした既得権と関わりのない、いわゆる「一般の国民」は、むしろ大多数になっている。「一般の国民」の視点を生かして、「一般の国民」のバックアップによって成り立つ「政府の監視」と「対案提示」を行う仕組みが必要なのではないかと強く感じている。
本来、野党が、さらにその外側からマスコミが客観的に果たすべき「政府の政策や国会活動の監視」という役割は、いずれも十分に機能しているとはいえない。NPO法人「万年野党」は、こうした役割を担う「政策NPO」や「政策監視NPO」というコンセプトで設立した。
今回は、「万年野党」がめざす、「政府の監視」と「対案提示」を、一般の国民のバックアップで担うという事について、話をしていきたいと思う。

「一般国民」が政策に関わる機会を増やす

「万年野党」は、2013年に任意団体として立ち上げて以来、『国家公務員制度改革に関する緊急提言』、『会社法改正に関する緊急提言』、『若者政治参加特区(被選挙権年齢引き下げ)に関する提言』、『薬事法改正に関する緊急提言』、『タクシー規制に関する提言』、『東電処理に関する緊急提言』と立て続けに政策提言の場を提供した。
こうした政策提言の説明会には多くのマスコミはもちろん、大臣経験者や政党党首も含め、毎回30~50人以上の超党派の国会議員が参加してくれた。
2014年1月の法人格取得後も、こうした政府の政策に対する問題提起とともに、対案の提示を行うべく、その準備をしている所だ。詳しくは、あらためて書こうと思うが、9月15日にはまた、こうした政府の政策に関する大規模なシンポジウムを企画している。楽しみにしていていただければと思う。
「万年野党」では、これまでも常に「一般の国民」の立場を意識して政策提言を行って来た。同時に「一般の国民」のバックアップによって成り立つ「政策監視」、「対案提示」の仕組みという事を意識して来た。
その一つが、組織のあり方だ。NPO法人「万年野党」では、シガラミを作らない様、特定の支援者から多額の寄付をもらって成り立つ仕組みとはせず、会員一人ひとりによる年会費で成り立つ仕組みで、賄っている。
もう一つが、「一般の国民」のみなさんが、「政策」に関わる機会を増やすというものだ。
これまでも「アベノミクス」についてや「国家戦略特区」についてなど、数々のシンポジウムを開催してきた。5月31日に行った「国家戦略特区シンポジウム」や先日の「政策カフェ(文月)」では、ニコニコ生放送での生中継も行い、それぞれ1万3千人、1万8千人に視聴もしてもらった。
こうしたネット媒体の活用という事からは、今後さらに積極的にニコ生などでも発信していくつもりであり、早速、9月1週に行われると言われている内閣改造に合わせて、政策面から見たその解説番組を万年野党で放送する予定だ。
また、こうした「情報を得る」という一方通行のものだけでなく、双方向で政策について語る場の提供についても意識して行って来た。
その代表的なモデルが「政策カフェ」だ。

8月29日の「政策カフェ(葉月)」は、「秋以降の経済政策」

「政策カフェ」は、毎回、研究者・ジャーナリスト・元官僚などの政策専門家や、政策通と言われる国会議員などに参加いただき、参加者と専門家が「政策」についてざっくばらんに議論する場になっている。
6月の「政策カフェ(水無月)」からは、ゲストスピーカーに話をしてもらい、問題定期や議論のキッカケにしてもらい、より充実したものになった。
「政策カフェ(水無月)」のゲストスピーカー、藤原和博さんの話は、「全児童にタブレットを配布! 藤原和博・元和田中校長が語る『反転授業』による武雄市の教育改革」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39712)、「政策カフェ(文月)」の城繁幸さんの話は、「人事コンサルタント・城繁幸氏『政策カフェ』で語る『賃金解雇の法制化は、8割の人にとって解雇規制の強化になる』」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39969)、岸博幸さんの話は、「慶應大学・岸博幸氏が『政策カフェ』で語った『政府の成長戦略、雇用、農業、経団連の問題点』」(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40115)として、この「『万年野党』活動日誌」で紹介している。
ご参加いただけなかった皆さんにも、是非、こうしたものでも共有いただければと思うが、どの回もゲストスピーカーの話はもちろん、その後はさらにオフレコ部分も含め、非常に充実した意見交換の場になっている。
ネット媒体による参加ももちろんだが、是非、こうしたリアルな場にこそ参加してもらいたいと思う。
今月は、8月29日(金)19時~21時に虎ノ門のレストランで、「政策カフェ(葉月)」(http://yatoojp.com/2014/07/15/1307/)を行う。
今回は、ゲストスピーカーとして、『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京ほか)などでも御馴染みのロバート・フェルドマン(モルガン・スタンレーMUFG証券㈱・チーフエコノミスト)、元財務省で、税と社会保障の問題などを専門とする小黒一正(法政大学准教授)から「秋以降の経済政策について」などお話しいただく予定だ。
この他にもゲストとして、磯山友幸(経済ジャーナリスト)、原英史(株式会社政策工房社長)、政策通と言われる国会議員の参加も確定しており、今回も非常に充実したものになる予定だ。
募集人数30人限定で、毎回、会場が満席になっているので、お早めにお申し込みください。申込はこちらから(http://yatoojp.com/2014/07/15/1307/)。

「万年野党」では、今後もこうした取り組みを重ねながら、「一般の国民」の視点、「一般の国民」のバックアップによって成り立つ「政府の監視」と「対案提示」を行う仕組みをめざしていくつもりだ。
来年4月には、全国で統一地方選挙が行われる。
「万年野党」では、冒頭でも書いた様に、こうした議会に、特定の利益団体からの代表ではなく、「一般国民の代表」をどう送り込むかという事についても、重要だと考えている。とくに地方議会においては、国会以上に女性議員や若手議員が少ないという現状がある。こうした実態調査なども行うと共に、統一地方選挙に向けての何らかの動きについても考えている所だ。
今後、こうした活動を、国民運動として広げて行くためにも、より多くのみなさんに、是非、NPO法人「万年野党」に入会(http://yatoojp.com/join/)していただて、当事者としてこの活動に参加していただければと思う。

特定非営利活動法人「万年野党」(http://yatoojp.com)
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事務局長 高橋亮平
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