千葉市長逮捕を受けて考える!

千葉市の鶴岡啓一市長が収賄容疑で逮捕されました。
千葉市発注の道路工事を巡り業者に便宜を図った見返りに現金100万円を受け取ったというものです。
国政でも企業献金の問題が話題となる中で、またまた政治と金に関わる事件が起こったことで、市民のみなさまの政治不信はますます広がっていくのではないかと危惧します。

政治と金に関する問題は、これまでも常に問題になり続けてきましたが、こうした事件が起こる度に、議論されながら本質的な改善がなされないままでいるように思います。

こうした政治と金に関わる噂は、色んなところで耳にしながら、警察や地検も逮捕に至るだけの決定的な証拠がつかめないため、なかなか逮捕まで至らないと聞いたことがあります。
現職の市長であれば逮捕時の影響も大きく、そういう意味では、今回こうして現職の市長が逮捕されたということは、大きな成果と言えるのではないかと思います。
ただ額が100万円と小規模であり、この裏にどれだけのものがあるか、しっかりと解明していくと共に、同様のことを行っているものがあれば、どんどん他市にも広げてウミを出し切ってもらいたいものです。

こうした事件は、本来市民の公正性を守っていかなければならない行政が、その根本であるルールをないがしろにするというものであり、こうしたことが一つ起これば、社会の前提が崩れ、真面目に働いて税金を支払っている市民のみなさまが馬鹿を見ることになってしまいます。

ここまで大きな問題ではなくても、社会の中には、ルールを曲げたり、悪用したり、抜け道をくぐりぬけようとするものが数多くいます。
まじめに働き、まじめに税金を払い、まじめに生活している人たちが報われる社会にして行くためにも、こうした問題については、どんな小さなことでも見逃してはいけないことなのだと思います。

ましてや政治に関わる者は、市民のみなさまから信頼を得て公の仕事に携わっているわけで、その信頼を裏切るような行為があってはなりません。

こうした政治汚職がある度に、市民のみなさまは「またか」と感じ、これまで以上に「どうせ政治なんか」と政治不信が広がっていくのではないかと思うのです。

子育てをする中で、息子などには、「信用は一度失うと、その何倍の努力をしてもなかなか積み重ねられない」という話をします。

このような政治汚職から一度失った信用を取り戻すためには、千葉市に限らず、それぞれの政治現場で、同様のことはないか徹底的に洗い出して、今後絶対に起こらないと市民のみなさまに感じてもらえるような仕組みを作り上げていかなければならないのではないかと思います。

ある政治家が、「市民はここまでやるのかというところまで徹底してやらないと評価してくれない」と言っていたことを思い出します。
こういう問題こそ、我々政治家は「ここまでやるのか」というほど徹底して市民のみなさまに示していかなければならないのではないでしょうか。

地方議員という立場であるからには、こうした事件があれば、他市のことではなく、自分の市について、徹底的に調べ、確認していかなければならないとあらためて感じました。