議会や議員のコストパフォーマンス

先日、市の部長と意見交換していた際に、私が「議員報酬に見合うだけのパフォーマンス(=成果)を出さなければならない」という話をしました。
部長は、「確かに、私たちもそういう意識を持たなければならない」とした上で、「そういう意識を持った人がどれだけいて、実際どれくらいのパフォーマンス(=成果)が出せているのだろうか」という話になりました。

今日のコメントに、「政務調査費を廃止して貰いたい。市ばかりでなく、県、国も同様。何故に調査費が必要か?疑問だ。」というものがありました。

それに対して私は、「友人などと話をしていても、『議員の報酬を下げるべき』とか『議員定数を減らせ』という意見は良く聞きます。議員というコストパフォーマンスを考えた時に、選択は2つあり、1つはコストを下げるという方法、もう1つはパフォーマンス(=成果)を上げるという方法です。前者で言えば、報酬を下げ、定数も下げ、政務調査費も費用弁償も無くし、議員宿舎なんていらなく、議員年金も国民年金にしろということになります。ただ、こうしたところで、金額は減っても無駄なものにコストをかけているというのでは、問題が残るのではないかと思います。そこで、パフォーマンス(=成果)を上げることを考えます。議員の役目は、『行政のチェック』と『政策提案』と位置づけたとします。真剣に官僚や行政職員たちよりも優れたものを出そうと思うと、それなりの調査とSTAFFが必要になってきます。現状の議員の政務調査費の使い方が良いか悪いかは別として、真剣に立法府としての機能を果たそうとするならば、むしろ現状の政務調査費では足らないのではないかとさえ思います。」と回答しました。

今日こんな議論もしました。
例えば、市川市の一般会計の予算は、およそ1,000億円。その内、5億円程度が議員関係の費用として使われているとしたら、「その5億円以上のパフォーマンス(=成果)を出せるようにしていかなければならない」という話です。
1つは、税金の無駄づかいを5億円分無くすということです。
例えば、行政評価を行って、必要なものと、そうでないもの、コストパフォーマンスが合わないものに分け、割に合わないサービスや事業は、廃止、縮減していく。
これが、5億円以上できたのであれば、1つの方法として、成果を出したことになるのではないでしょうか。
また、随意契約などに、税金の無駄づかいがあると指摘されることがあります。
例えば、随意契約を入札に変える総合評価落札方式などを提案したとします。
その結果、数十億が入札に切り替わり、仮に5億円以上のコスト削減につながったとしたら、それも成果を出したと言えます。

ただ、一定の成果を出していた行政サービスや事業を、さらに市民のみなさまにとって価値の高いものへと転換したとします。
これもまた、議員としては大きな意味を果たしたことだと言えますが、この場合、「5億円の価値があった」というようにコスト換算で評価するのが難しかったりします。

政策提言や、行政のチェックの中でも、こうした数値換算しにくい成果の仕事も多く、市民満足度にしかり、アウトカムの達成度にしかり、こうした部分の評価基準を明確に示すことのできる指標を創ることの必要性があるなどと意見交換しました。