政治家の“成績表”

統一地方選挙を4月に控えて、現職の議員や予定候補など、朝の駅頭は、賑やかになってきています。
それぞれが、様々な政策や思いを話し、チラシを配っていたりします。

先日、「政治家の“成績表”」というブログを書きました。
私が作った「政治家の“成績表”」は、自分が4年前に掲げた選挙公約が、みなさまから信託を得た4年間の任期の間にどれだけ達成できたのかを示すものでした。
4年前の私もそうでしたが、新人は、自分の想いや政策で有権者のみなさまに問いかければいいと思います。
しかし、現職の議員であるからには、その現職として務めた任期の間にどういう仕事をしてきたのかを示していくことが大事なのではないかと思うのです。

様々な選挙をお手伝いしたり、自分で選挙を戦った中で感じたことは、有権者のみなさまが候補者を選択するための材料が、あまりにも少ないということです。
先日、同窓会に出席した時に、同級生が、「政治家を選ぶだけの資料が少ない」「選びたいような候補者がいない」「だから選挙に行かない」と言っていました。
「だから選挙に行かない」ということが正当化されるべきとは思いませんが、「選びたいような候補者がいない」というのは、我々政治家の責任であり、少なくとも「政治家を選ぶだけの資料が少ない」ということには、しっかりと応えていく必要があります。

次に、どんな資料が、選択に必要なのかということです。

「マニフェスト」という言葉がもてはやされ、この4月の統一地方選挙では、「ローカルマニフェスト」ということに一つの注目が集まっています。

選挙公約が、「無責任な口約束」というように捉えられる中で、「数値」「期限」「財源」「工程表」を示した「マニフェスト」は、実現できそうな公約を示すことにつながっていると思っています。
今後はさらに、掲げたマニフェストがどう達成されたのか、また、されなかったのかを示す必要があり、マニフェストには検証の指標や、途中で変更する柔軟性を持たせるために、上位のアウトカムも設定したマニフェストなども必要なのではないかと思っています。

また、有権者のみなさまが、候補者や議員を比較することができる資料という意味では、現職の今期の質問回数や内容など質問状況や、それぞれの前回の選挙の公約とその達成度などまで公表できるようになれば、政治家の選び方も変わってくるのではないかと思います。

こうした政治の姿を示しながら、有権者のみなさまにも、さらにそれ以前に政治家が変わっていかなければならないと強く感じます。