市川市の行政組織また変更?!

議案53号で、市川市の行政組織がまた変更されることになりました。
今回変更されるのは、「文化部→文化国際部」「保険部→保健スポーツ部」。
また、企画部、情報システム部、文化国際部、健康福祉統括部、環境清掃部、都市基盤統括部で、課を廃止して、「担当」を配置することで、プロジェクトチームなどを作って柔軟に対応できるように変更する他、都市計画部を街づくり部に統合する議案が示されました。
例えば、国の方針などから、青少年育成が学校と連携していくことが多くなったことなどから、市長部局のこども部から教育委員会の生涯学習部へシフトされたり、逆にスポーツ振興などを保健部を保健スポーツ部とすることで、教育委員会からスポーツを一元化し市長部局に移すことなります。
ただ、スポーツに関しては、地方制度調査会の意見が通らなかった部分もあり、教育委員会から離せない部分があり、その部分については、教育委員会からの補助執行という形をとるといいます。
政令市等の多くは市長部局にしているという説明でした。
この辺は、細かく確認していきたいと思います。
今回の変更の特徴は、実情として一緒にやった方がいい仕事はまとめて効率よくしましょうというものと、課で縦割りにしていると捉えきれないものがあるので、担当にして、担当間が連携しプロジェクトチームを作って柔軟に対応しようというもので、その思いは共感します。
ただ、タイトルにも書いたように、市川市では、毎年毎年行政組織を変更しています。
これまでの組織変更がどれだけ効果があったのかを検証する必要があります。
また、先日ブログのアウトカムではありませんが、今回の変更で、どういった効果が見込めるのかといった具体的な目標とシミュレーションの必要も感じます。
この検証とシミュレーションの現状についても確認しましたが、残念ながら明確なものが示されませんでした。

一例を挙げると、数年前まで市川市は、建設局など局制をとっていました。
建設、まちづくり、都市計画等といった分野を一括したピラミッドを作るという形です。
これが、局制が廃止され、都市基盤統括部や健康福祉統括部など、横のネットワークを柔軟に統括する部を置く形態に変更しました。
発想自体は、そんなに悪いとは思いません。
問題は、どういった効果を具体的に予測して行ったもので、それが効果として現れているのかということです。
一つは、仕事の能率が上げられます。
以前の組織体系より、パフォーマンスが上げられているのかをしっかりと示す必要があります。
この日の答弁では、まだ、「年度途中であり、検証は・・・」でしたが、立ったら検証も出来ていない段階で組織改変はないでしょうと思います。
逆に、では、今回の効果は具体的になんですか。
シミュレーションはどうなっていますかと聞いても、数値は示されない。
どうも市川市の組織改変を見ていると「こうしたほうが良さそうじゃない」という程度で毎年いじっているような気がしてなりません。
これが、少しでも良くなるだけなら良いのですが、組織名の変更だけでも、封筒、ハンコなど細かい備品の一つ一つを変更して行かなければならなく、結構なロスが出ます。
改変によって部屋割りをすると、そのためにパテーションを変えたりと工事費がかかったりすることもあります。
組織が変わるとお金がかかる部分もあるのです。
少なくともこのコスト以上のパフォーマンスがあることをしっかり示してから行うべきではないかと思います。