同世代によるタウンミーティングに参加!

昨日は、日本財団で行われましたNPO志・タウンミーティング主催の「日本初!働き盛りの30代を集めた民間主催のタウンミーティング!! プレ『30×30会議』 ~子育てお母さんお父さんの率直なご意見聞かせてください~ 」に代表の佐野哲史さんに誘われて出席してきました。
『30×30会議』(サーティ・サーティ会議)とは、「30代を30人」集めたタウンミーティングのことで、結婚・出産・子育て・転職・マイホーム購入・両親の介護など、数多くの「人生の節目」に直面する世代の意見を吸い上げて行政側に反映するためのものです。
その中でもとりわけ、子育てをしている30代は、街の不便さ・危険さ、また自治体の施策の不合理さに対して最も敏感な世代なのではないかとし、今回は「子育てをしている30代」に的を絞り、今感じている不満や要望を率直に話すことで、普段から抱いている思いを、同じ立場の参加者同士30人で大いに議論してみようというプレ企画でもありました。
佐野さんは、自身の経験から、場作りの工夫にノウハウを持ち、市民のポテンシャルを引き出すタウンミーティングをコーディネートできるプロ集団の必要性を感じたと言います。

この日のお題は、例えばという例で、目黒区役所がテーマ「小児医療・子供の健康の分野における重点政策」について「小児医療・子供の健康に関して必要なサービス」について、行われました。
オープニングから、モニターが複数用意されてのプレゼンや、映像による演出など、行政主催のタウンミーティングとはちょっと違ったイベントとしての演出がなされていていました。
前半は、グループに分かれてのワークショップ。
後半は、前半でとくに課題として示せたテーマごとに、グループを組み替えてディスカッションが行われました。

この日参加したのは、約30人の30代(20代や40代も若干)。
普段子育てを実践しながら、民間で活躍する方々や、NPO、ベンチャーなど一線で活躍する方々まで、多種多様な業種から集まり、かなりレベルの高い議論になりました。

とくに印象に残ったのは、病児病後児保育や子育て経験のあるママのネットワークによる保育サポーターなどを実践するNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さんと、父親であることを楽しもうと呼びかけ、お父さんの読み聞かせなどを実践するNPOファザーリング・ジャパン代表の安藤哲也さん。
子育て中のお父さん方の活躍を心強く思いました。
彼らとの意見交換などの中身については、また子育てをテーマに触れたいと思います。

この日の『30×30会議』のタウンミーティングは、各テーマともに、非常に内容の濃い議論が行われ、自分たちが区長であれば、すぐにでも対応したいという政策がいくつも出てきました。
こうした内容について、さらに掘り下げながら、市川にも活かして行きたいと思います。

また、今回のプレでの実践は、今後、全国に波及する大きな可能性を生み出したのではないかと思います。
佐野くんのめざす、全国の地方自治体で、それぞれの地域の30代を巻き込みながら、地域の当事者の声をリアルに捉える場になっていくことを期待します。
この日は、一般公募でなく、友人の口コミで集めたため、各界で活躍する人たちが集まったため、参加者の質の高さが、会議の質を高めた可能性もあり、そういう意味では、今後のさらなる企画の必要性を感じました。
一方で、むしろ東京でこうしたメンバーでもタウンミーティングを行い、地方都市からのオーダーに合わせて、アウトプットを行っていく、サテライト的な諮問機関にしたり、この質が担保できるなら、日々のルーチンワークに追われる行政職員に変わって、福祉や教育、子育てといった分野における企画の代行機関的な役割も担えるのではないかとも思いました。

今後どういう方向になっていくかは見ものですが、行政とこうした民間やNPOなどとの連携は、今後さらに大きな可能性があるのではないかと感じさせられた出来事でした。