成人と夢

昨日は、市川市・市川市教育委員会・成人の日の行事実行委員会による新成人の集いに出席してきました。
メディアでは、荒れる成人式などの報道が、毎年映し出されますが、市川ではそういうことはありませんでした。
そういう意味では、当事者である新成人が式典をつくる段階で参加できているのは、良いことだと思います。
しかし、当日配られた紙面には、主催者として並んでいるのは、市長、教育委員会委員長、委員、そして教育長。
成人の日の行事実行委員会も主催者に入れてはどうかと思うのです。
母校が、生徒会活動が活発な市内の学校ということもあり、毎年、実行委員には、後輩たちが多く入っています。
彼らに話を聞くと、「もう少し自分たちで決めさせて欲しい」という声をよく聞きます。
こうしたことについては、環境文教委員だった際に、委員会で質疑しましたが、自分たちでほとんどを決めてきた生徒自治に比べて、お役所仕事なのか、「決めららた枠組みの中で、参考意見として聞かれているような程度」という意見もありました。
新成人の集い。
何のためにあるのかをもう一度考えてみたいと思います。

メディアでは、夕張市の成人式も取り上げられていました。
例年の60万の予算が出ないことになり、新成人たちは、自分たちの手でボランティアで成人式をつくり上げたと言います。
新成人が呼びかけた募金には、200数十万集まったと言います。
財政破綻したまちにあって、その中で頑張る若者の姿に共感する方々が多かったのかも知れませんし、こうした状況だからこそ、将来を担う若者たちの力になりたいと考えた方が多かったのかも知れません。
映像を見る限り、彼らは、自らのつくり上げた成人式に、感動しているように見えました。
自らがつくり上げた式典が、社会の中で一つの節目を意識する良い機会になったのではないかと思います。
主役は、あくまで当事者である新成人の皆さんです。
彼らがどう祝いたいか、祝われたいかをしっかりと受け止める必要があるのではないかと思います。

ただ、市川市の新成人の集いも、良い式典でした。
とくに、夢の実現のために歩み続ける新成人や目標に向かって努力する新成人の方々を紹介する「夢追い人」というVTRや、街頭で小学生ぐらいの子どもたちから20歳までの方々まで「あなたの『夢』は何ですか」とインタビューするVTRは、色んなことを感じさせてくれました。
人それぞれが持っていたはずの素朴な夢や目標。
いつしか現実的なものになり、本来見てきた夢を忘れてしまっているような気がします。
小学生の子たちが、「サッカー選手」、「先生」と夢を語っているのに対して、中高生たちが、「受験に合格」と言っていたのが印象的でした。
子どもの頃の夢を思い返しながら、今の自分は、何に夢を見るのか、しっかりと考えて行きたいものです。
社会の中で、一つの節目である日に、新成人の皆さんには、「自分たちの夢は何なのか」、言い換えれば「何のために生きていくのか」「どういう大人になって行きたいのか」を考えてみる機会にしてみてはと、思います。

この日、私は、3/2成人の日を迎えました。
私自身、とくに政治家という仕事にある中で、「自分は何をしようとしていたのか」を思い返しながら、もう一度、「自分の夢」を描き、明日からの「自分のすべきこと」を考える機会にしたいと思います。