■■■英知を結集し、地方政治の改革を!■■■

本年度、私が会長を務める「全国若手市議会議員の会」では、地方政治に最も関心の集まる統一地方選挙のタイミングで、「全国一斉条例提案プロジェクト」を仕掛けます。

二元代表制と言われながら首長に権力が集中している実態、立法府と言いながら議案提案がほとんど行政側からであるという現実。
形骸化しつつある議会を活性化し、もう一度存在価値を高め、有権者の皆さまに理解してもらわなければなりません。
その仕掛けとして、議会からの発議、提案の活性化を一つのきっかけにできないかと考えたわけです。

次期統一地方選挙では、ローカルマニフェストが注目されるとも言われています。
ただ、政権公約であるマニフェストは、首長選挙や国政選挙においては当てはまっても、地方議員の場合、当選することがそのまま政権に就くこととではないため、難しいとの指摘もあります。
議員の中には、最大派閥に属し、提案すればすぐ通すことができるというポジションにいる方もいれば、少数会派で何を言ったところで中々実現は難しいという現実に直面している方もいます。
そこで、今回、全国若手市議会議員の会では、政策の実現をマニフェストとしてお約束するのではなく、条例案や施策を提案することを約束し、そのことを実践するというプロジェクトを考えたわけです。

議会の調査機能や政策立案機能は、全体としてまだ整備されておりません。
そこで、政策の中身や細かい部分は分担し、会全体で条例、施策を共有することで、どの議員も望めば、提案や質問ができる仕組みを同時に創っていこうというものでもあります。
また、このシステム創ることで議員予定候補者に対してもそのスキルを提供できることになり、立法府を担える若手議員の増加にもつなげることができるがるのではないかと思っています。

政治の世界には、著作権と言うものがありません。
このことを前向きに考えると、先進政策の内、それぞれの自治体で活用できるものは、どんどん取り入れていくべきです。
一方でそれが行われない現状の背景には、先進政策が共有できていないということにあるのではないかと思うのです。
全国各地の自治体に仲間がいるネットワークを活かし、それぞれの自治体にある先進政策や特徴ある政策を共有するだけで、大きな意味があるのではないかと思うのです。

昨日発表になったマニフェスト大賞(地方議会)において、若手市議会議員の会の仲間でもある佐賀和樹藤沢市議が、最優秀アイデア賞を受賞しました。
このことは、全国若手市議会議員の会の所属議員の政策立案能力を同時に社会に示したことでもあると思います。
佐賀さんの「クレジットカードを利用した公金等の支払い」 ももちろん。
様々なアイデアを提案して頂ければ、日本一の地方政策シンクタンクになることも現実性が帯びてきたのではないかとまで思います。
自治体議員は、それぞれの自治体を良くすることが第一義であったとしても、民主主義と地方自治の発展のためという高い志を持って、その仕組みづくりをも同時に創り上げて行きたいと思っています。
また、議員でない皆さまにおいても、同様に様々なアイデアがあるのではないかと思います。
ぜひ、皆さまの英知を結集していこうではありませんか。
みなさまご多忙のこととは存じますが、ぜひともお力をお貸し下さい。