総合評価競争入札と、マルチペイメントシステム 

今日は、日中は市役所で市民の方々から頂いた質問などの対応や、市川市が今年度から新たに始めたマルチペイメントシステムや、今年度から始まる予定の総合評価落札方式について要綱ができたということで、担当部課と意見交換してきました。
最近、市外の仕事も多くなってきましたが、市内の仕事が本業。
しっかりと果たしていこうと思います。
先日書いた市川市の先進政策にも含まれるので、総合評価落札方式とマルチペイメントについて紹介しておきます。

総合評価落札方式は、コスト面だけでの競争入札に対して、サービス水準でも競争させようという新しい入札の仕組みです。
この総合評価落札方式も、私が2005年の9月議会の中で随意契約の削減のアイデアとして導入を提案したところ、「総合評価落札方式についても幾つかの課題もありますので、今後研究を進めてまいりたいと考えております。」とし( http://www.ryohey.net/assembly_0509.html )、今年度の施政方針に掲げられ、ようやく市川市建設工事総合評価競争入札方式実施要綱ができたわけです。
すでに国交省はじめ、都道府県、政令市などで導入されている制度で、今後さらに広がっていくことが期待されます。

マルチペイメントシステムは、市川市への税金・料金の支払が、ATM・インターネット(ペイジー)やコンビニで行えるというものです。
指定金融機関である千葉銀とその子会社で一括でデータ化し市に送る仕組みは、従来と変わりません。
ただ、これまでは、OCR情報の税納付書を金融機関で対応するしかなかったものが、税納付書もOCR情報、MPN情報、バーコードと増え、金融機関での支払の他に、NPMでの払込がATM、インターネットバンキング、モバイルで可能になった他、コンビニ店舗でも支払可能となりました。
コンビニの場合は、収納代行業者を通りますが、3つの方法ともに、データは千葉銀で一括されるシステムになっています。
今回の一連のシステムは、千葉銀が持っているシステムを基本的には活用したので、開発にあまりお金がかからないとのことでした。
他市への汎用性については、こうしたシステムは、他銀にも可能ではないかとのことでした。
ただ、初期投資には、H17年度に決算見込みでおよそ6,300万円、H18年度当初予算で2,000万円、ランニングコストに関しては、6,000万円程度だそうです。
ランニングコストにはOCRも含まれており、従来のOCRにかかっていたおよそ1,600万円、郵便振替用紙にかかっていた約1,000万円を差し引けば、実質3,400万円の増とのことでした。
効果予測については、先行する他市の事例などからも、130万件の内、H16年度実績で郵便局が約2割だったのに対し、郵便局の2割を維持しながら、コンビニに2割を目標にしていると言います。
一方で、この分母の130万件を増やす収納対策にはならないのかと指摘したところ、初年度に収納対策を挙げていた市もあったが、実質収納対策にはあまり効果がないかもしれないとのことでした。
市民にとって便利になることは喜ばしいことですが、一方で8,300万円の初期投資と年間3,400万円のランニングコストの増というコストパフォーマンスは検討する余地があるのではないかと思いました。
あんまり長くならない様この辺にしますが、詳しくは、コメントで質問して頂ければ、またお答えしていこうと思います。
今後もこうした先進政策についても、解説報告していこうと思います。