市川市市政の何を変えられたのか。

先日「早乙女」さんから「市政を変えることができましたか。」とコメントを頂きました。
取り急ぎ、政策面での話をお書きしましたが、今回は、政策以外の部分で、私が変えられた、もしくは、変えることにつながったのではということをお書きします。

まずは、議会での質問・質疑です。
3年半前、市川市では、10人の新人議員が誕生しました。
今期は、私を含めたその内の数人が、毎回毎回、行政の提出議案に対して論点整理し、指摘する行政チェックと、一般質問による具体的な提案を重ねてきました。
このことで感化されたのか、旧来の議員も含めて、今期は質問回数と質問する議員数が増えたと言われています。
私のイメージする、議論による創造を行う議会には程遠いですが、それでも議会の本業である質疑質問が活性化されたことは、1つの進歩だと思っています。
これは私ではなく、第三者がやった方が良いかも知れませんが、この質疑質問の回数について、前期と今期どう違うのか、誰がどれくらい質問してるのか、近隣市や平均と比べてどうなのかなど、調査してみる価値は大きいと思っています。
市長派と称して議案をザルのように通したり、質問をしない議員ならいなくても同じであり、無料奉仕ならともかく、そんな人たちの報酬のために税金を払わされているかと思うと、憤りすら感じます。

次に決算や行政評価について。
初年度に決算特別委員になって驚きました。
決算と言いながら、そこで行われていたのは、個々の事業がどういう事業なのかを質問したり、過去の流れから必要ないとか…
決算と言えるようなものは、ほとんどなかったように思います。
決算は、当初と補正を合わせた予算の執行が不正なくしっかり執行されたかのチェックがまず第一です。
次に、各事業が当初の予想通りの成果があったのかを確かめ、コストパフォーマンスから決算額をチェックするということも必要なことではないかと思います。
また、次の予算(実際には2年後)に活かせるよう財政状況全体の把握を確認するといったことも決算時に必要なことではないかと思います。
私が議員になった当初、こうしたことを議員が行うために必要な資料が圧倒的に足りないという状況があり、行政側に対し、判断できるだけの情報の開示と資料の提供を強く求めました。
また、他の議員たちに対しても、「決算ってこういうことをチェックするんじゃないの」と1つの方法を提示しました。
資料の提示については、全般に言えたことですが、うるさく言い続けた結果、少しずつ増えてきています。
ただ、行政の行っている事業やサービスなど一つ一つが、目的が何で、どれくらい効果が期待されて、実際にどれくらい効果が出て、コストパフォーマンスはあっているのか、といったような確認は、行政、職員すらも把握できていないのが現状です。
市川市は、行政評価手法と言われる新しい手法は、軒並み手を出していますが、どれも中途半端なものどころか、ほとんど成果もなく、むしろ形だけやポーズだけになってしまっていました。
市長自慢のこうした行政評価も、徹底的に叩いたところ、今では影を落とし、逆に私の提案し続けてきたアウトカムによる行政評価になり始めています。
行政評価については、詳しくはあらためて書くことにしますが、行政評価のシステムと行政が独占した情報や資料を公表により説明責任を果たすことで、議員や市民の皆さまから指摘がしやすくなり始めています。

おまけでもう1つ上げれば、
私は、議員になってから一貫して、党派に関わらず、他の議員の皆さんとなるべく話をするように心がけています。
議場で席が隣の他党の議員をはじめ、視察でも、委員会でも、機会があるたびに、市政の現状、国政も含めた政治の状況、政策、今後の地方政治や議会のあり方についてや、市川のこれからなど、様々な意見を伝え、意見交換しながら、党派を超えて政治家としてやらなければいけない前提があるのではないかということを訴えてきました。

今回上げた3つすべてにおいて言えることですが、私がどれだけ踏ん張ったところで、良くも悪くも42人の議員の1人です。
残念ながら、41人の中には、私の想いが伝わらない議員も多いですが、それでも内容はともかく、質問をする議員が多くなったこと、資料や方法を提示したことで、行おうと思えば行政チェックができる状態になってきたことなど、少しは変わってきているのではないかと思います。

若造の1年生議員がとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方々の支持を受け、税金から報酬を頂いている一人の議員である以上、市民の皆さまの求めているものが何なのか、何が正しいことなのかを考え、活動していくことが大事だと思っています。