コメントありがとうございます♪ <政治教育と 民主・自民の違い>

■「(*^_^*)」さん
コメントありがとうございます。

□政治教育について
日本の政治教育の中では、確かに自民党がどういう政党なのか、民主党がどういう政党なのかということについては、触れられないのではないかと思います。
大学時代に、友人の菅源太郎さん、大友新さんと3人で、選挙権年齢の引き下げと、政治教育の充実から、若者の政治参加を進めることを目的にしたNPO、Rights(ライツ)( http://www.rights.or.jp/ )を立ち上げ、活動していました。
その際に、「16歳選挙権の実現を! ~選挙権年齢の引き下げを考える~」( http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877980849 )というブックレットを出版しているのですが、是非この本を読んで頂きたいと思います。
学生時代の高橋亮平にも出会えます(笑)
この本の前半が、Q&Aになっているのですが、そのQ10で、「国内外の政治教育はどうなっているの?」と触れています。
日本では、教育の中で政治に触れることがタブー視されているのが現状です。
当時、私たちは、「政治リテラシー」という造語をつくり、衆議院が何人とか、三権分立という言葉ではなく、政治を活用する力、政治を用いて自分の周りや世の中を良くするための力を養う必要性があると説いていました。
Rightsでは、未成年模擬投票を学校などとも連携しながら拡充するとともに、10代のための永田町ツアーなども行ない、政治教育の可能性を広めています。
国内外では、政治教育に対する取組も少しずつ出てきています。
とくに、先進的な海外の事例を紹介すると、ドイツでは、選挙前に各党の政策比較を行ったりしている学校があるほか、学校協議会の中で生徒代表が学校経営に加わっているほか、州レベルの教育行政にも影響を与えています。
それぞれが政治判断するための政治リテラシーの育成など、政治教育の充実の必要性を強く感じます。

□民主党と自民党の違いについて
自民党の基本方針( http://www.jimin.jp/jimin/jimin/houshin/index.html )と民主党の基本理念( http://www.dpj.or.jp/policy.html )を見比べてみるのも良いかも知れませんが、実際のところ、見比べてみてもあまり分からないという方も多いのではないかと思います。
これまで政治のスタンスは、イデオロギーなどから自民党は右、社会党は左というように左右で言われたりもしました。
東西の冷戦の終結とともに、イデオロギーが必ずしも政治の対立軸でなくなったことが、ご質問のように自民党と民主党の違いを分かりにくくさせているのではないかと思います。
マスコミなどでも指摘されることがありますが、次の政治にとって何が対立軸になりうるのかというものをしっかりと示す必要性を感じます。
自民党と民主党は何が違うのかという部分については、私の主観が入りますから、私はどこが違うと思っていて、なぜ私が民主党を選び所属しているのか、また、今後民主党がどういう政党になることを期待しているのかについて書くことにします。
マスコミなどでも保守二大政党化していると指摘されることがあります。
現状の民主党が掲げる対立軸は「反自民」であり、明確な「民主党とは」が見えない部分があるようにも思います。
こうした点については、昨日も自民党の地方議員などと意見交換をしたところです。
自民党と民主党、まず、1つ大きな違いは、良くも悪くも自民党が長年与党として政権を担ってきたということです。
自民党を支持する人たちにとっては、当然それが安心感であり、そこに支持があると言えます。
しかし一方で、長年政権を担ってきたことで、政官財の癒着があると指摘されます。
とくに官僚とのしがらみは深いものがあり、官僚政治と言われる構造を作っている背景もその辺にあるとも言えます。
民主党に対する期待はまさにそこであり、政権交代をすることで、政官財の癒着構造を断ち切ったものにして欲しいという方々が支持をしてくれています。
もう1つが支持基盤でした。
伝統ある自民党は、業界団体や自治会や消防団、婦人会などの地域組織、さらに商工会議所などに代表されるような自営業の中小企業経営者の方々、農業、漁業などの産業の方の支持も厚かったように思います。
逆に民主党は、サラリーマンに代表されるような、会社員、働くもの、市民が基盤であったと言えるのではないでしょうか。社会党の基盤だった労働組合とも近い関係にあることもあります。
一般に、民主党は都市部に強く、自民党は地方に強いなどとも言われました。
ただ、こうした枠組みは、昨年の総選挙で、まったく変わってしまい、このことで余計に分かりにくくさせているのではないかと思います。
そもそも二大政党制が良いのかという部分にも、私は疑問を持っているのですが、それは、またの機会に書くことにします。
二大政党制の場合、海外の事例を見ても、保守政党と革新政党との選択になっているところが多いように思います。
簡単に言ってしまえば、時代の背景や社会情勢によって、昔からの伝統を重んじるべきなのか、改革して新しくしていかなければいけないのかを選ぶといった感じです。
これまでの流れを見れば、自民党が伝統を重んじる保守政党であり、民主党はこれに対する対立軸を持った政党であるべきです。
個人的には、「リベラル」ということを強く意識します。
これまでの資本主義に対する社会主義という構造は壊れ、市場原理を無視した議論はできなくなりつつあると思っています。
この市場原理を肯定した上で、市場経済絶対主義なのか、リベラルなのかということが対立軸になりえるのではないかと思うのです。
ここがまさに、私が民主党を選んだ理由です。
日本の政治構造の中で、リベラルということを示せ、政権交代が可能な政党を創らなければならないとの想いであり、現状の政党の中でその可能性があるのが民主党だと思ったからです。
もう1つが、支持基盤の構造です。
先ほど、長年政権を担ってきたことで、癒着としがらみの構造があることを上げました。
まさにこの癒着としがらみの構造の上に、利権構造が成り立ち、一部なのかもしれませんし、個々の政治家に当てはまることではないのかもしれませんが、構造として利益を興じられるから応援する・支持するという、乱暴に言えば「お金」による支持体制ができてしまっていると言えます。
政権交代を期待される政党は、まさに、この「お金」に変わる求心力をどう持てるようにするかが重要です。
そのキーワードとして、コミュニティソリューションなどがあるのではないかと考えています。
この他にもまだまだありますが、私自身は、こうしたイメージを常に持ちながら、民主党に所属し、中から民主党を変えて行きたいと日々活動をしているところです。
民主党も自民党も客観的に見ると、その時々にぶれているような場面があります。
これまで培ってきた背景をそれぞれが持ちながら、次の明確な対立軸を今まさに示そうとしているところだと理解した方が分かりやすいのかもしれません。