医療問題のこれまで<6月議会編>

まずはじめに、医療問題について書くことにします。
今年の6月議会で、この医療問題について触れました。
Official Homepage( http://www.ryohey.net/ )の議会報告に06年6月議会の一般質問を更新しましたので、詳しくはこちらをご覧下さい。
また、ここからは、その当時、活動報告で書いたものを添付します。

市川市では、緊急医療に対しては、2.5次救急医療機関として、東京歯科大学市川総合病院、浦安市川市民病院で対応、3次救急については、順天堂浦安病院で対応しています。
救急医療には、初期、2次、3次があります。
初期救急は、初期検診と手術や入院治療が必要な患者の振り分け、2次救急は入院や手術が必要な急患への対応、3次救急は、心筋梗塞、脳卒中、頭部損傷等の重篤急患の救命救急センターとしての対応となります。
3次救急は、市レベルの対応ではなく、県で示された医療圏での対応であり、およそ100万人に1つの割合と言われています。
しかし、市川の近隣を見ると、船橋の医療センター、松戸の市立病院と同規模都市はもちろん、人口15万人の浦安にも順天堂病院があります。
市民感情では、市川にも3次救急というのが自然です。
調べたところ、平成10年に出された「市川市保健医療計画」の中では、「・・・第3次救命救急を担当する医療機関が市内に存在しないこと、・・・等の問題点があります。」や「心筋梗塞、脳卒中、頭部外傷等の重篤救急患者を24時間受け入れる第3次救命救急センターはおおむね人口100万人に1ヵ所整備することになっていますが、人口、地勢等を考慮し厚生大臣が必要と認めた場合にはおおむね人口30万人の2次医療圏に1ヵ所整備することが可能です。本市が所属する東葛南部保健医療圏域は人口が151万人(平成7年国勢調査)で人口最過密地域であり、船橋市立医療センターが第3次救命救急を担当していますが、救急医療を一層充実してほしいという意見があります。今後、救急医療をはじめとする医療全般に対する需要を分析し、現在の本市の医療資源がこれからの需要にどのように対応しているのか、どのようなプログラムで対応していくべきなのかを市川・浦安地域医療問題対策協議会の救急医療専門部会を中心に協議を進めていきます。」となっていますが、一向に進展が見られない状況の中でどうしていくのか指摘しました。
また、2.5次に市独自の上乗せ助成で3次にしてはどうかと提案しました。
国立国府台病院跡地の問題について、色々な悪い噂も聞きますが、後継医療に対して、市として何を期待しているのか、地域医療は担保されるのかを確認しました。
浦安市川市民病院に対しては、建て替えなどを考える中で、市内に本市独自で市民病院を建てることはできないかなど、本市における市民病院の位置付けと今後の医療計画の中での位置付けについて質問しました。
リハビリテーション病院については、リハビリの成果による医療費の軽減など本市の医療や福祉におけるリハビリの具体的な効果についての質問、こうしたデータはないとの答弁でした。
何のためなのかというアウトカム設定も、その効果を計る評価もする気もない。
これが現実です。
地域医療機関としてのさらなるリハビリテーション病院の活用を提案しました。
小児医療に関しては、小児救急の問題。
小児医療不足が騒がれる中、本市の現状はどうなのか、また、NICUなど本市に不足しているものの必要性をどう認識しているかと質問しました。
これも、まともな答弁は、ありませんでしたが、平成10年に出された「市川市保健医療計画」の中では、「未熟児出生数の増加に伴い、市川・浦安地域に地域周産期母子医療センターの設置が望まれます。現在、浦安市川市民病院で未熟児の受け入れを行っていますが、1,000g以下では収容がむずかしく十分な機能を果たしていません。したがって、市民病院に周産期母子医療センターを設置することを検討するなど現状よりも高いレベルの医療が行なえる体制作りを進めます。」となっています。
この点も厳しく指摘しました。
また、小児医療をはじめ市内に不足していたり、ない医療施設について、例えば、医療モールを市が呼びかけてつくるなどの仕掛けを行なうことはできないかと提案しました。
今回の医療問題への指摘は、計画性のない医療行政の現状をしっかりと把握し、問題点を明確に把握した計画性のある医療を行なってもらうために、くさびになったのではないかと思っています。
答弁で、本年度中に市川市の新しい保健医療計画を作成することになりました。
ここの部分で、また形式だけの計画にならないよう厳しくチェックしていこうと思っています。